皆さん、お待たせ致しました。
やっとスイスはバーゼル大学病院でのPRRT治療のご報告がまとまりつつあります。(と言っても今日は出だしのみ...再度すみましぇん..涙)
進行がん患者がたった一人でスイスまで行って、一体どんな治療をしてきたんじゃい??と興味深く思われている方もいらっしゃると思うので、少し詳しく書きたいと思います。(どうでもいい事も一杯含まれてるかもしれませんが...汗)
あ、一人で行ったのは、今回3回目と言うこともあり、最近の体調も安定していて症状も殆どなく、血液の数値もほぼ正常だったからです。
初めて行かれる方や、症状のある方は、副作用がどのくらい出るかは未知なので、一人で行かれることはもちろんお勧めではないです。
***
とゆーことで、私がサンフランシスコを出発したのが7月22日。
朝10時頃に自宅を出て、近所のクリスさんに車で送ってもらい、近くのBART(電車兼地下鉄)駅で降ろしてもらいました。
BART駅
そこからBARTに乗って約1時間、サンフランシスコ国際空港(SFO)に到着。
午後2時発(の予定だった)のフランクフルト直行便の搭乗手続きを済ませ、出発を待っていました。ゲートでセキュリティチェック、出国手続きも終わり、いよいよ機内に搭乗。
と、そこまでは良かったのです。...が、しばらく機内で座っていても、なかなか飛行機が動き出しません。
そのうち機長からのアナウンスが流れ、離陸の準備に手間取っているということ。でもそのうち出発するだろうと思っていたら、さらに30分くらい待たされて、また機長のアナウンス。
今度は「燃料タンクにややsignificant(重大な)問題が見つかったので修理中だ」などとと言い出します。
え?!今「燃料タンク」って言った?「重大な問題」って...それってその場で修理して直るもんなわけ??そんな飛行機飛ばして大丈夫なの??
私はかなりびっくりしたのですが、周りのドイツ人(らしき人たち)はうんともすんとも反応せずに、ただアナウンスに耳を傾けています。ふむ..こーゆーことって良くあるのかしら?
そして待たされる事さらに1時間。再度機内アナウンスで、今度こそ離陸するのかと思えばさらなるトンデモ発表!
「技師が厳密にチェックし、話し合った結果、この機体は多分使えないだろうということです。新たな飛行機を準備しないと行けないので乗客は手荷物を全部持って飛行機から下りてください。」
この時ばかりはさすがのドイツ人もうなり声をあげていましたが。ブーブー言いながらみんな一旦棚に上げた荷物を全部降ろして、またまた搭乗ゲートに戻りました。
結局いつ出発出来るか分からないので、とりあえず2時間後にゲートに戻ってこいと言われ、仕方ないのでそれまで空港内をプラプラすることに。
お腹も減って来たので、偶然見つけた日本食屋で鍋焼きうどんをたべたり、あとはお店を見て回ったりして時間を潰し、2時間後またゲートに戻りました。再度アナウンスがあって、さらにもう2時間掛かるとの事(怒)。
さらに空港内を歩き回ったり、ツイッターでつぶやいたりしていたのですが、iphoneの電池が切れかける所でようやく搭乗再開!(感涙)
やっと出発できたのは夜の9時近く...約7時間の遅れでした。
とうとう飛行機が動き出した時は機内で大喝采。
その時点でどーっと疲れてた私ですが、やっとSFから出られたことにホッと一息ついていたのでした。
...が...、後で明らかになるように、これは単なる「序曲」にすぎなかったのであります。(滝汗)
私のバーゼルへの長い長い道のりはまだまだ続く...。
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